HP200LXって知ってます?今なら不動産投資家に大人気だっただろうな〜

      2014/05/18

HP200LX

先週は急に大雪が降ったり、次の日には暖かくなったりと変な天気でした。
もう3月ですからね、先日の大雪で底打ちして頂いて、あとは暖かくなるばかりとなって欲しいものです。

しょぼくれん幹部の狼旅団さんがソロ講演なさる単独セミナーですが、申し込みが殺到してすでに定員オーバーとなってしまったようです。

狼旅団さんから、「もう定員オーバーの申し込みになってますから、番宣、止めて下さい。」とお叱りを受けてしまいました。
(といっても、最近になってやっと更新を始めたこのサイトを定期的に覗いてる人もいないでしょうから、大して影響ないと思いますけどね〜)

ちょっと前にしょぼくれんのセミナーがあったのですが、申し込もうと思ったら時すでに遅し。
当日は立ち見まで出たほどで悔しい思いをしましたが、今回は間に合いました。
間に合わなかった方は、また次の機会を楽しみにして下さい。

本日は金融電卓?PDAの元祖?ヒューレッドパッカードのHP200LXというちょっとマニアックな計算機のお話です。

我々、大家さん(不動産投資家)が物件を購入するかどうかを判断する要素はいくつもあると思いますが、もっともわたくしが気になるのは、「そもそもいくら儲かりそうなのか!?」です。

これ、大家をやってる人、大家になりたい人、誰でも同じだと思ってます。

区分でも一棟モノでも、基本的には銀行から融資を引いて不動産を購入し、家賃と融資返済額などの経費との差分が大家の儲けとなる構造は不変です。
「融資なんか引かないで、キャッシュで安く購入していく方法だってあるぞ!」とか言わないで下さいね。
(だいたいみんな融資引くんですし、これからのお話が続かなくなってしまいますから・・・)

わたしくも自分で独自のシートを造ってますが、この家賃と融資返済額に管理・修繕積立金など経費を考慮して年間いくら儲かるか、なんていうのはエクセルのシートとかで計算していると思います。
PMTとかPPMTとかっていう関数を使えば、銀行の年間返済額や返済額のうちの元本分とかの計算も自動でやってくれます。楽ちんです。

でも、いつもPC持ち歩いているわけじゃないし、区分なんかは想定家賃と管理・修繕費さえ分かってしまえば、あとは一番面倒な融資返済額が計算できれば、PCなんてなくてもちゃちゃっと計算できてしまいますが、これがなかなそうはいきません。
融資の利率がどう変われば、毎月の返済額がいくらになって月々の儲けはこのくらいかぁ、なんてすぐに計算できるとカッチョ良いんですけどね。

このカッチョ良い姿をわたくしのようなチョロイ大家に見せつけてくれる方々が、倉橋社長を筆頭に猪俣先生などが率いるCFネッツさんです。
HP10bⅡというヒューレッドパッカードの金融電卓用いて、ちゃちゃっと計算してくれちゃいます。さらにはIRRとかNPVとかも。。
カッチョ良いです。
新春セミナーの個別相談などでは、本当にシビレテしまいます。

この金融電卓のカッチョ良さ、手軽さとPCを持ち歩いて投資計算シートで詳細確認をその場でしちゃうっていうのを実現してくれる名機が昔あったんです。

それが、今は亡き、HP200LXという金融電卓の雄、ヒューレッドパッカードの名機です。

こちらです。

小さな名機:HP200LX

大きさはタバコ2箱ぐらいです。
単三電池2本で駆動、しかも瞬時に立上がり、金融電卓とロータス123(知ってます?エクセルの前身です。)が使えます。
その他にvzエディタを使ったメモマシンだったり、秀逸なカレンダー機能だったり、データベース機能だったり、いろんな機能が小さな体に詰まってます。

金融電卓で返済年数や融資金利がどう変化すると、毎月の返済額がいくらになるのか、な〜んてなことが、わたくしのようなおバカさんでもすぐに計算できます。

使いこなせば、IRRやNPVなんて難しい指標も計算できますし、そもそも表計算ソフトのロータス123を使えばいろんな計算ができちゃいます。(ソルバーとかっていうもの凄い機能もあるみたい。)

HP200LX使いのなかには、区分投資の収益性計算なんかをさらっやってのけちゃう人もいます。

こんな方々です。
凄いです。

ここまでわたくしは到達できませんが、返済年数や融資金利をちょくちょく変えて、月々の返済額がどのくらいになるのか、っていう計算には非常に重宝してます。融資額2,000万円、20年返済、金利3.5%の月々の返済額を計算したのがこの画面です。

HP200LX金融電卓画面

約11万6千円ですね。

やり方は超簡単で、20年×12ヶ月を計算してNボタン(返済回数)をポチっ、返済利率3.5を入力してI%YRボタン(年利)をポチっ、20,000,000円を入力してPVボタン(プレゼントバリュー、現在の価格。本来はマイナス表示させるべきですけど、まあカタイこといわずに)をポチっ 、ゼロを入力してFVボタン(フューチャーバリュー、将来の価格)をポチっ。

これで準備OKです。

すかさず、PMTボタン(ペイメント:支払い額)をポチっ、と押すと月々の返済額が表示されます。

一度、ここまで各種データを入力しておいてやると、一つの数字を変えると他の条件はそのままに、月々返済額を出してくれます。

当初設定の年利3.5%の変わりにス○ガ銀行の4.5を入力してI%YRボタンをポチっ、すかさずPMTボタンをポチっとすると2000万円を20年、年利4.5%で融資を引くと毎月いくらか、が出てきます。(ちなみに約12万6千5百円になります。)

お気軽お気楽、楽チンです。

いくつも物件資料を見ていると管理・修繕費と立地でどのくらいキャッシュフローが出るか分かるようになるっていいますが、わたくしのような方はこうした秀逸な機械に頼った方がいいかもしれないです。

次はもっと手軽なツールのご紹介の方がいいですかね。
HP200LXはオークションなどでないと入手できないですから・・・
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さらにこんなトコまで手を出してしまいました。

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