物件購入のチャンスが今年後半から来年の夏ぐらいにやって来る?!
2011/03/19
本日は10月1日、一般的な企業の会計年度において、年度後半がスタートする日になります。
ごく普通のサラリーマンの私の場合、夏休み明けから先月中旬ぐらいまでの間に、年間計画の達成に向けて、下期のマーケット動向の仮説設定とその仮説に基づくアクションを策定してしたりしています。
不動産投資の世界では、投資家のランク?経験値?人脈?によってリーチ可能なマーケットというものが変わってきますが、不動産投資家の入り口に位置する程 度の私にも、年度後半、特に第4四半期から来年度の第1四半期ぐらいまでの間に大きなチャンスが訪れてくるような気がしています。
俗に「亀井法」と言われる金融円滑化法が現在施行されております。中小企業や個人が銀行に返済猶予の申請を行い、政府と金融庁の大方針のもと、申請された案件のほとんどが承認されたということです。
して、その亀井法の有効期限は今年度末までになるそうで、複数の経済アナリストが企業倒産の激増を危惧しています。その危惧は、当の中小企業も持っているでしょうから、倒産を避けるためにキャッシュ化できる固定資産の売却を進めていくことになるでしょう。
キャッシュ化できる固定資産であり、キャッシュをまかなうために担保化される固定資産でもある不動産の多くが、マーケットで売りに出されるという仮説が成り立つと思います。
ぎりぎりまで亀井法の期限延長を待つ社長さんも多いと思いますが、如何せん返済を待たされることになった銀行には不評な法案でしたので、期限延長される可能性は低いのではないかと勝手に想定しています。
法案の期限を延長するなら、多分、年明け直後の国会で承認される必要があると思いますが、そこで期限延長とならなかった時、中小企業の阿鼻叫喚のなかで不動産の投売りが始まるかもしれません。
その時、微笑みながら待ってましたとばかりに新しい物件を購入できる自分でありたいと思います。年度後半のスタートは、チャンス到来の期待に胸を膨らませて、準備を進めていきたいと思っています。