中古ワンルームマンション投資、最初のキッカケ

      2012/02/26

「不動産投資」というと何だか大それた投資をするようなイメージが沸いてきます。土地と建物が一体となったアパートやマンションを購入して、キャピタルゲインやインカムゲインを得ていく投資です。投資金額も数千万円規模になることは容易に想像できます。

一方、同じ不動産投資ではありますが、「中古ワンルームマンション投資」となると何となく手が出せる規模の投資というイメージになりませんか。

私の場合はそうでした。
本格的な不動産投資には手を出せるほどの余裕資金はないが、ワンルームマンションなら挑戦できるな・・・と。

親父が祖母から受け継いだ木造アパートを所有していましたが、それはあくまで祖父と祖母が所有していた土地の上にアパートを建築し、それを相続したという認識でした。

受け継いだアパートは住宅が入り組んだ場所にある、いわゆる再建築不可物件ですが、JR荻窪駅から徒歩数分という立地で各部屋の広さも十分にあるバス・トイレ別物件です。
ほぼ常に満室状態なので、親父がサラリーマンを定年退職した後も、親夫婦は余裕をもったリタイア生活を送っています。

それを目のあたりにしているので、「大家願望」は強く持っていました。

しかし、冒頭のとおり、あらためてアパートを取得するといった「不動産投資」は大それたイメージがあり、また自分の自宅ローンも残っています。
親が所有しているアパートを相続できるかどうは別(兄弟がいるので)として、自らの力量のみで大家さんになれるとは思ってもいませんでした。

とある日曜日、近くの図書館で目にとまった本がありました。

「中古マンション投資の極意」

「サラリーマン大家が本音で語る」という修飾語の効果もあったと思います。
一気に読み込みました。

自宅が売れず、しぶしぶ賃貸に出したことから始まったこと、賃貸を始めてみると中古マンションを購入して賃貸に出すことのハードルはそれほど高くないこと、ワンルームマンションの賃貸というビジネスはパッケージ化・システム化されておりサラリーマンでも実施可能なこと、等々。

その内容は非常に新鮮で魅力ある内容でした。

「これなら相続を待たずとも自力でなんとかできる。」

2008年のことです。
これが中古ワンルームマンションの投資へのキッカケとなったのです。

 - 初号機購入までの道のり ,